コミュニケーションが苦手な人は、
人前で緊張して汗が止まらなくなったり、極度のあがり症の方が多いです。
・あがるからコミュニケーションが苦手・・
・苦手だからコミュニケーションを取らない・・
・相手の目を見ると緊張してしまう
そして段々と負のスパイラルに陥ってしまいます。
緊張やあがりの原因は?
その原因は
・失敗したくない
・嫌われたくない
・自分をよく見せないといけない
このような気持ちが強く出てしまう事ですね。
これを良く考えて見ると分かるのですが、
鋼のメンタルを持っていない限り、誰だってこんな気持ちで人と接していれば、緊張やあがりは出てきます。
逆に、あなたが特に意識していない男友達とかであれば緊張しないと思います。
しかし、何故このような気持ちになってしまうかと言うと、
・自分にとって大切な人
・恥ずかしいところを見せれない人
・評価をしてもらいたいと人
などだからです。
そして、その時に成功体験ではなく、
何らかの失敗体験をしてしまったので、尚更コミュニケーションに関して苦手意識が出て来た・・・
その気持ちが強ければ強いほど緊張してしまい、うまくいくものもうまくいかなくなるのですが、
こうなった原因は、過去の失敗体験や恥ずかしい思いをした経験の積み重ねで更に増幅して行きます。
会話時に、相手ではなく自分の緊張や上がりに目が向いている
したがって今度は、人に会う事で緊張してしまう自分にフォーカスするようになるので、
ドンドンと性質が悪くなって行く・・・。
コントロールが定まらない野球の投手と同じような感じです。
バッターと勝負する以前に自分と戦ってる状態。
ストライクが入らない→なぜ入らないのかメカニックを考える→試してみる→またストライクが入らない→あれこれ考えてフォームが定まらなくなる
といったように
会話においても
自信がない→こう思われたい→意識が全部自分の気持ちに向けられる→その思いが強いので余計にうまく喋れない→相手を見ている余裕がなくなる。
と言う感じですね。
これは意識が外ではなく、自分に向けられてしまっている現象ですが、
過去に戻って記憶を消す訳にも行きませんから、今、この時から直して行くしか解決方法はありません。
緊張やあがりの解決方法
その解決方法はと言うと・・・
1、なぜ、過去緊張したのか考える
2、緊張したことに気が付くこと
3、気がついたことを認めること
4、その緊張を楽しむこと
となります。
まず、なぜ、過去に緊張したのか考えて見ると、殆どの方が
・失敗したくない
・嫌われたくない
・自分をよく見せないといけない
ここに当てはまっているのではないでしょうか?
またその時、相手が大切な人で、嫌われたくなかったり、自分をよく見せたい人が必ずいたと思います。
これがどうでも良い人や、自分よりも格下だなと無意識で思っている人の前では緊張すらしません。
過去に失敗と感じた経験があった人は、
嫌な記憶が蘇り、似た様なプレッシャーを感じる場面では極度の緊張を感じてしまいます。
2、緊張したことに気が付くこと
何故重要かと言うと、客観的に自分を分析出来るようになるからです。
このような気持ちを持っている事を理解していなければ、
自分の中で何故緊張するのかが分からず、いつまで経っても同じような場面で緊張をしてしまいます。
ですから、常に客観的に見る事で、
「価値が低い男と思われたくない」
「絶対に失敗は出来ない」
「もっと自分を良く見せたい」
この気持ちが強く出てしまっているな・・と、理解して下さい。
そして、何故そのような気持ちが湧き出て来るのか?
何故、そう思ってしまうのか?を考えてみて下さい。
緊張したことに気が付く方法は
自分と相手が写っているのを上から見ているような感覚で捉えてください。
これが出来るとワンクッション置いて自分を見つめる事が出来るようになりますから、
主観的になるよりも冷静になり、他人事のように映るため緊張は緩くなって行きます。
つまり、緊張している自分を、もう一人の自分が冷静にアドバイスをする現象が備わっている感覚です。
この癖をつけるまでは、似たような場面で、繰り返しの挑戦が必要になって来ますが、その都度、理屈で理解して行くと、以後、緊張はドンドン緩くなって行くので是非活用して下さい。
緊張しそうになったのであれば、常に客観視するクセをつけるようにしてみてください。
緊張やあがりは開き直る事も大事
3、気がついたことを認めること
一度相手によく見せようと思うと、本当の自分ではないのでいつも肩肘に力を張っていないといけません。
しかも、一度大きく見せてしまった場合、次回会う時にも同じように大きく見せないといけません。
これだとどうしても無理がたたりますので、
余計に自分にプレッシャーがかかり苦しくなります。
ですから、ありのままの自分で過ごして行けるように、
肩の力を抜いて、もう一度自分の存在を考えて見る事が重要です。
基本、常に自然体です。
自然体でいることが、最適解です。
4、その緊張を楽しむこと
今の自分のままを出すのだけれど、向上心を持って、これから俺は成長して行くんだ!
と思ってください。
失敗するからこそ、次へ活かす最高のフィードバックです。
この緊張が取れたら、1段階上に上がった自分を想像してください。
ピンチはチャンス
ピンチというのは、長い目で見ればあなたの人生の起点となるスパイスのようなものです。
なので、緊張した場合は「この緊張から自分は何を学んでいるの?」
と問いかけるようにすると、あなたの緊張やあがりが学びの場となり
最高の経験となります。
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